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支援活動日記 1日目



2011年04月26日 14:31

盛岡はまだサクラが、咲いていないようだ。きっとこの地に帰ってくる頃には、満開の見事なサクラが咲き誇っているんだろう。サクラ前線を追い越して、東北道を北上してゆく。震災の影響で少々の段差はあるものの、走りづらい事もない。普段と違うのは自衛隊車両の多さだろうか。ヘルメットに"がんばろう 東北"の黄色と青のステッカーを貼っている隊員もいた。今回、彼らの活動には本当に頭が下がる。




国見SAのサクラは満開だった


盛岡で宿を取り、その日は任務についてのグリーティングを受け、宿を取った。控えめな夜はあっという間に過ぎ去って、快晴の朝を迎えた。

盛岡から山田町までは山越えの約3時間。山田線に沿って走る国道106号線を進む。山田町へは宮古市を抜けて海沿いの45号線を使う。途中の山々はまだ雪が残っているものの、気温は高めで川の流れは春を告げるかのような、雪融け水がひどく早く流れてた。


宮古市に入っても震災の影響はあまり感じられない。が、海沿いに着くと様相は一変、津波の傷跡が生々しく刻まれた市街地。信号も消えていて、大きな交差点では警察官が交通誘導を行っている。瓦礫の中で作業する人々。45号線沿いの建物はみな一様に一階部分がめちゃめちゃに破壊されていた…

あまりの様相にしばらく声が出ず、ただただその光景を目に焼き付けるしかなかった。山田線の線路は折れ曲がり、駅舎そのものの跡形もない。

そして拠点である山田町に入ると、様相はさらに激変する。市街地の50%が津波により水没しており、追い討ちをかけるかのように火事が発生した。
戦争は知らないけれど、例えるならば、それ以外には例えようもない。一面が瓦礫に覆われていて残った建物が黒く焼け焦げている…

あまりに酷い光景を今度は直視するのが辛くなってくる。しかしながらこれは現実で、そこで生活しておられた方々が確実にいた事も現実だ。
山田町役場は高台にあるため、津波被害は少なくて済んだようだ。我々は町役場内の一画で活動を行う。町役場のすぐ前には瓦礫の山が広がっている。



雷鳴とともに雨が突然降ってきた


瓦礫の中から出てきたと思われるピアノ。きっと思い出のアップライトピアノ。目の前にひろがるものは瓦礫ではなく、すべてが町の人々のものであり、瓦礫という一言では済むものではない事がよく分かった。

町役場のサクラはたくましく咲いていた。高台にある町役場も一階が浸水したらしい。サクラも海の水が被ったところは花が咲きそうもないが、立派に咲き誇っている。雨は通り雨ですぐに止んだ。となりの建物では全国から集まったボランティアたちが炊き出しを始めている。列はどんどん伸びて町の人達が集まってきた。人々からは不思議と悲壮感は感じず、むしろ皆秩序よく列に並ぶ。随分時間がかかっているのに文句も出ない。待っている間、子供たちは公園で遊びに夢中になり、大人はみなご近所さんと談笑している。本音はあろうかと思うが、皆表情は明るい。

こちらが悲観している場合では全くない。さて、がんばるか。



町役場に咲いていた満開のサクラ


遠いはてからおしよせて

岩をもゆする荒波を

遊びながに呼び入れて

びくともしない海の子だ


山田小学校校歌 2番
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コメント

  1. KIKU | URL | -

    こんにちは

    お疲れ様です。気温差15℃の初日はすべてが衝撃的だったようで、遠くにいながらその状況が伝わってきます。
    これから大変でしょうが頑張ってくださいね!

  2. taco | URL | RVcFyNpA

    Re: 支援活動日記 1日目

    お疲れさまです。
    maruRRさんの見られている光景がどれほどの物かは想像すら出来ません、、、。しかし土地の方々が日常を取り戻そうとしている姿に、こちらが勇気づけられます。風邪など召されぬようくれぐれもご自愛くださいね。引き続き支援活動よろしくおねがいします!

  3. zola | URL | -

    Re: 支援活動日記 1日目

    行かれた方にしか分からない感覚ってあると思います.
    自分たちはコンピュータやテレビ等を通した画像でしか判断できませんが,直接見て肌で感じてらっしゃるmaruRRさんにはさらに実感の大きなものだと思われます.
    作業は大変かと思いますが適度に脱力しながら頑張ってくださいね!

  4. ぶるらいだー | URL | dpUdNvug

    Re: 支援活動日記 1日目

    お疲れ様です。

    まだまだ手付かずの様な状態ですね。
    ここまで酷いとこれが本当に片付くのか
    想像できないですね。

    maruさんには言っても大丈夫ですね。

    頑張ってください!

  5. moumou | URL | -

    Re: 支援活動日記 1日目

    お疲れ様。
    いよいよ始まりましたね。まだ朝夕は寒いのでしょうね。
    風邪などひかない様に頑張ってください。

  6. maruRR | URL | -

    >>KIKUさん

    ありがとうございました。
    やはり寒さが堪えました。慣れない寝袋生活のせいではあると思うんですが、朝晩の寒さにストーブは必須な状態です。こういう状況で震災後からずーっと生活されてる方々もいるんで、文句は言えないですけどね。下にひくマットレスは2枚ひくのが良いらしいです。

  7. maruRR | URL | -

    >>tacoさん

    ありがとうございます。
    この光景も数日すると慣れるもんでした。毎日通る道のガレキなどは何となく愛着が湧いてくるもんです。そして他の町のガレキを見るとまた意気消沈したり、、、と。現地の方々は本当にがんばっておられました。こういう姿ってこちらが勇気を貰ってしまうんですよね。

  8. maruRR | URL | -

    >>zolaさん

    ありがとうございます。
    テレビなどで写されているシーンだけでは見えてこない事沢山あります。とにかく風が強いんですよね、建物が全部無くなってしまったいますから。匂いも火事から大分たっているのにも関わらず、まだコゲた匂いがします。それにマスコミの方々の論調がどうしても納得できない事もありますね。なかなか難しいですが、見たままの姿を書ければと思います。

  9. maruRR | URL | -

    >>ぶるらいだーさん

    ありがとうございます。

     私が帰る前の日にようやく捜索活動が終了した模様でして、帰りの当日には急ピッチでガレキ撤去やアスファルト補修がなされてました。壊れた防潮堤やひっくり帰った家などの撤去、そしてガレキの集積場などが足りずに困っているようです。
     
    インフラの整備は案外早そうですけど、心を治すのに時間がかかりそうですね。

  10. maruRR | URL | -

    >>moumlouさん

    ありがとうございます。

     カゼよりも色んなものが舞ってるので、目がショボショボです。インフルエンザがまだ流行ってますね。衝撃的だったのは、避難所でインフルエンザになると出て行かなければならない事でしょうか。感染防止とは言え、住むところが無くなってしまうなんて、、、少々意見させて頂き改善させました。

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