今日はディレーラのハナシ。相変わらずと言うか、どうにもシフトが決まらない、リアもフロントも。何度もマニュアルを熟読し、様々なwebsiteを巡回しても、自分的にはコレだって言う方法論が見つからない。まぁ自分の理解力が悪い、調整スキルが低いって言えばそれまでだろうけど。
経験値も必要なんだよね
もう一度、ディレーラについて構造・原理的な事が考え直してみる。そもそも、ディレーラが正常に動作するためには、
①正しい位置にディレーラが取り付けられていること、
②調整幅が適切であること、
③ワイヤーが適切なテンションで張られていること、
の3つが基本となる。リアもフロントもそれらは同じだろう。
ここからがいつも格闘なのだ
ただ、この「正しい」とか「適切」と言う表現がどうにも難解で、ベンチマークとしてコレだって説明するのが難しい。暗黙知的な…と言うか、こう数値化したりして形式知化されていない、と言うか、その辺りは感覚的な部分が大きいように感じている。ただ感覚だけで調整ネジをぐるぐる回すとドツボにハマって酷い事になるって言う経験値だけは多く持っているのが自分の悲しいところだが、いい加減にディレーラの調整をマスター出来るように、再度イチから考えてみる事にした。
まずはフロントから、基本ディレーラの位置は正しく取り付けられているとして…
・インナー・ローで調整開始
・ワイヤーを解放するとインナーに落ちる、その状態でインナー側プレート位置を決める(調整ネジ向かって左側)
・アジャスターボルトは締め込んでおく(一番ワイヤーが緩む状態)
・ワイヤーのテンションは頑張らない程度に張る
・ワイヤーを張ったらアウター・トップに
・アウター側プレートの位置を決める(調整ネジ向かって右側)
・プレート位置はチェーンが軽くシャリシャリと接触するくらいで良い
・シフトチェンジを繰り返して、スムーズに変則するようにワイヤーテンションをアジャスターボルトを緩めて調整する、トリム調整が効く程度で
リアも同様にディレーラが正しい位置に取り付けられているとして…
・ワイヤーを解放するとトップに落ちる、プーリーがトップギアと一直線になるように位置を決める(向かって左の調整ネジ)
・アジャスターボルトは締めておく(一番ワイヤーが緩む状態)
・ワイヤーを張る、リアはそれなりにピンと張る
・ロー側の位置を決める、ローギアとプーリーが一直線になるように(向かって右の調整ネジ)
・一枚づつ変則して、シフトチェンジがスムーズに行くようにアジャスターボルトを緩めて調整する(アウター・インナー含む)
一つのポイントとして、ワイヤーテンションがない(解放されている)ときに、フロントはインナー、リアはトップの「正しく位置」にある事。基本的な事だけど、形式知化する一つのベンチマークとして指標になり得るだろう。そこからそれぞれ位置調整を行い、ワイヤーのテンションが一番強い一番がアウター・ローとなるように調整すれば良い。
今回はどうしてもインナー・ローでプーリーが暴れると言う現象に難儀した。リアのワイヤーのテンションが弱いのか?何度も何度もトライしたが、最終的にはディレーラハンガーがだいぶ曲がっていたようで、あまり良くないけどディレーラごと手でぐわっと引き上げたらグニャっと正しい位置に戻ってくれた。調整の困難さの本質はハンガーだな、つまりはディレーラの位置が正しくない位置にあったと言う事。フロントはそもそも納車時からイジってないから、大丈夫そうだけど、交換する時などはプリセットアライメントブロックの取り扱いを慎重にしないと痛い目に合う。
ハンガーはダメだな。交換したいが同じものを探すのが難しいのは知ってる。さてどうしよう?汎用ので合うのかどうか、ちとショップにお願いしないといけない。
ちょいと試走しながら最終調整
なんとなく理解が深まったような、そうでもないような。やっぱりまだまだメンテナンススキルも素人から脱却できず。まぁ、一つ一つの作業が自分を成長させる事となるように、また頑張って行くかな。
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経験値も必要なんだよね
もう一度、ディレーラについて構造・原理的な事が考え直してみる。そもそも、ディレーラが正常に動作するためには、
①正しい位置にディレーラが取り付けられていること、
②調整幅が適切であること、
③ワイヤーが適切なテンションで張られていること、
の3つが基本となる。リアもフロントもそれらは同じだろう。
ここからがいつも格闘なのだ
ただ、この「正しい」とか「適切」と言う表現がどうにも難解で、ベンチマークとしてコレだって説明するのが難しい。暗黙知的な…と言うか、こう数値化したりして形式知化されていない、と言うか、その辺りは感覚的な部分が大きいように感じている。ただ感覚だけで調整ネジをぐるぐる回すとドツボにハマって酷い事になるって言う経験値だけは多く持っているのが自分の悲しいところだが、いい加減にディレーラの調整をマスター出来るように、再度イチから考えてみる事にした。
まずはフロントから、基本ディレーラの位置は正しく取り付けられているとして…
・インナー・ローで調整開始
・ワイヤーを解放するとインナーに落ちる、その状態でインナー側プレート位置を決める(調整ネジ向かって左側)
・アジャスターボルトは締め込んでおく(一番ワイヤーが緩む状態)
・ワイヤーのテンションは頑張らない程度に張る
・ワイヤーを張ったらアウター・トップに
・アウター側プレートの位置を決める(調整ネジ向かって右側)
・プレート位置はチェーンが軽くシャリシャリと接触するくらいで良い
・シフトチェンジを繰り返して、スムーズに変則するようにワイヤーテンションをアジャスターボルトを緩めて調整する、トリム調整が効く程度で
リアも同様にディレーラが正しい位置に取り付けられているとして…
・ワイヤーを解放するとトップに落ちる、プーリーがトップギアと一直線になるように位置を決める(向かって左の調整ネジ)
・アジャスターボルトは締めておく(一番ワイヤーが緩む状態)
・ワイヤーを張る、リアはそれなりにピンと張る
・ロー側の位置を決める、ローギアとプーリーが一直線になるように(向かって右の調整ネジ)
・一枚づつ変則して、シフトチェンジがスムーズに行くようにアジャスターボルトを緩めて調整する(アウター・インナー含む)
一つのポイントとして、ワイヤーテンションがない(解放されている)ときに、フロントはインナー、リアはトップの「正しく位置」にある事。基本的な事だけど、形式知化する一つのベンチマークとして指標になり得るだろう。そこからそれぞれ位置調整を行い、ワイヤーのテンションが一番強い一番がアウター・ローとなるように調整すれば良い。
今回はどうしてもインナー・ローでプーリーが暴れると言う現象に難儀した。リアのワイヤーのテンションが弱いのか?何度も何度もトライしたが、最終的にはディレーラハンガーがだいぶ曲がっていたようで、あまり良くないけどディレーラごと手でぐわっと引き上げたらグニャっと正しい位置に戻ってくれた。調整の困難さの本質はハンガーだな、つまりはディレーラの位置が正しくない位置にあったと言う事。フロントはそもそも納車時からイジってないから、大丈夫そうだけど、交換する時などはプリセットアライメントブロックの取り扱いを慎重にしないと痛い目に合う。
ハンガーはダメだな。交換したいが同じものを探すのが難しいのは知ってる。さてどうしよう?汎用ので合うのかどうか、ちとショップにお願いしないといけない。
ちょいと試走しながら最終調整
なんとなく理解が深まったような、そうでもないような。やっぱりまだまだメンテナンススキルも素人から脱却できず。まぁ、一つ一つの作業が自分を成長させる事となるように、また頑張って行くかな。
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