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行くぜ、ツールド東北2014! -完結編-



2014年09月21日 13:46

ゴールまで約10キロは土砂降りの雨、まさにロングライドの要素を全て網羅していたような170キロ、累計標高1900メートルの旅。充実感がハンパない、もちろん参加して良かった。




ツールド東北を走る意味

行くぜ、ツールド東北2014! 走行記録編

行くぜ、ツールド東北2014! stage1 -スタート編-

行くぜ、ツールド東北2014! stage2 - 神割崎アタック、からの海鮮カレー編

行くぜ、ツールド東北2014! stage3 -南三陸町の試練編

行くぜ、ツールド東北2014! Final stage -栄光の北上川-





ゴール
雨はすぐに止んだ




あれからちょうど一週間経ってこの記事を書いている。そもそも、ツールド東北とは自分にとって何だったのだろうか?復興支援のいっかんとして?被災地の今を知る?あれから3年と半分が経ったのだが、当時に感じたそういった感傷的な想いとはちょっと違う。確かにまだまだ街が元のような活気に満ち溢れている訳でもなく、道路はまだボコボコの所も多い。いやなにも建物や道路が元に戻る事が復興ではないし、もちろん無かった事にするのは無理な話だ。牡鹿半島の真ん中にある義祖父の浜は、もう人が住む事は出来ない。土地は行政が買い上げ、集落の絆は仮設住宅と言うコミュニティーの中に移動した。お墓は山の上にあるから、毎年行く訳なんだけど、どうにも寂しい限りなのである。そもそも、復興って何なんだろうか?





fc2blog_201409182357291a0.jpg
自分だけの特別な最終エイドは秋刀魚!





悲しみは誰の中にも存在する。義母の家にたどり着くとすでに宴会の準備が整い、風呂も沸いていた。本当は当日中に帰京するスケジュールだったんだけど、ダメだと叱られた(笑)。義兄さん夫婦に義姉さん、義弟とウチの嫁さん。皆んな揃ってツールド東北完走を祝ってくれた。アテは今が旬の秋刀魚を炭火で焼いて。鮮度が高い秋刀魚を炭火で焼くと脂が乗ってふわっふわになる。ここでしか食べれない絶品の秋刀魚。

被災地でわざわざサイクルイベントなんてって誰しも思うかも知れない。そんな杞憂が自分にもあった。でも走ってみて良かった、だって皆こんなにも喜んでくれてるんだもの。


「応援してたら、応援されてた。」



このくすぐったいキャッチフレーズとともに、自分のツールド東北2014が終わっていく。複雑な感情はまだまだあるものの、人々の心はまた変わってゆく。遠く離れた地で暮らしていると、復興と言うキーワードの意味が薄れていくのが良く分かる。東日本大震災が起きた後も竜巻やら台風やら大雨やら、様々な災害が起き心が壊れた。この世界に潜む怒りや悲しみにあと何度出会うのだろう。それを許せるのだろうか。




日和山20140915
帰り道、日和山に登ってみた




石巻を一望できる小高い山。この地には日和と名の付く地名が多く残る。ここから空や海の様子を伺う事から、日和と言う名前が付いた。脳裏にはまだ震災前の活気があった石巻の街が蘇る。それにしても綺麗さっぱり何にも無くなってしまったな。




そして石巻へ 2011.5.6



ツールド東北へ参加出来て良かったと思う。なぜならば人々が望んているのは心の回復、つまりは復幸なのだから。それは参加したサイクリストにとっても言えるのでは無いだろうかと自分なりに確信している。例えば、印象的だったのは神割崎キャンプ場前の仮設住宅、ばぁちゃんが必死に叫びながら応援してた。「もう、元気になりました~!」って。自分もツールド東北に参加して、ばぁちゃんの元気な顔見れて元気になったよ。頑張って坂登りきる事が出来たよ。ほんと、ツールド東北、参加して良かった。




ゲキ坂日和山
日和山の裏には30%のゲキ坂が




石巻に別れを告げて、三陸道から仙台東部道路へ。遠くに歯が欠けたように隙間だらけの松林が見える。景色は変わらぬ事も多いけど、心の復幸は様々な人々の支えもあって進んでいく。そのために自分は何が出来るだろうか?復幸への終わり無き旅はまだまだ続いてゆく…




アルパジョンアルパジョン土産
お土産はアルパジョンのシューラスク詰め合わせ






関連ランキング:ケーキ | 石巻駅陸前山下駅






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行くぜ、ツールド東北2014! Final stage -栄光の北上川編-



2014年09月19日 22:07

いよいよ物語はクライマックスへ。最後の難関である復路神割崎から相川の劇坂、そして向かい風の北上川となる。最後の最後で劇坂と向かい風ってのはストーリー的にはいいんだけど、脚の攣りと変速不調な手負いの自分にとってはかなりの試練。それに1ヶ月前の試走では神割崎から石巻専修大まで、なんと2.5hもかかってる。ただあの時とは違う、ココロの強さが今日はある。腹はくくれた、最後は出し切って楽しもう。それが自分なりのツールド東北2014。ここまでの記事は以下を参照の事。


ツールド東北を走る意味

行くぜ、ツールド東北2014! 走行記録編

行くぜ、ツールド東北2014! stage1 -スタート編-

行くぜ、ツールド東北2014! stage2 - 神割崎アタック、からの海鮮カレー編

行くぜ、ツールド東北2014! stage3 -南三陸町の試練編



南三陸町から入る裏神割崎は2.7キロほどの区間で標高差は74メートル程度。斜度にするとやっぱり5-8%くらいのヒルクライム。もちろん往路とほぼ変わらない坂道だが、ここまで消耗しきった脚には相当堪えた。ほぼほぼスピードなんて度外視して、とにかく前に進むだけの推進力を出すのが精一杯。途中で何人ものサイクリストに抜かえれた。抜かれたのは別にどうでもいいんだけど、邪魔にならないかどうかが心配なくらい。神割崎を何とか登りきり、最後の難所、相川地区へ降りる。相川地区の激坂はサイコン読みで15%くらい、試走の時は脚をついた因縁の場所。下りでどうも脚がぷるぷる言っていたのだが、流れ的にそのまま坂へ突入。うう、辛いし息は切れるし、やっぱりダメかと思った瞬間、掛け声が聞こえた。


「ギアをもっと落とせ!まだがんばれる!」


緑色のスタッフシャツが自分の横で手を叩きながら応援してくれてるのが見えた。まだギアがある?そうか、今日は30Tがあったじゃないか。シャンっとギアを落として態勢を立てなおして、何とかアタック成功。もちろん、道をジグザグに走りながら。相川の激坂を越えてもまだゆるく昇りは続いていくが、その先にまっていたのは絶景からのダウンヒル。もうひと山越えて、北上川河口まで一気に下る。何とか打ち勝ったようだ。あの応援が無ければきっとまた負けていただろう。




最終エイド、北上茶碗蒸し




もうね、これは絶品。茶碗蒸しというよりはスィーツに近いほどの甘味と旨味、そうそうアワビ入ってたでしょ?コリコリのやつ、北上川と言えば大きなシジミが有名だけど、この茶碗蒸しが今回幾多もあるエイドの補給食の中では一番かも知れない。結構最終エイドをパスした人も多かったと聞いたが、やはり食べた方が良かったようだ。エイドの補給食を全て食べるという当初のミッションはクリアできた。気仙沼組しか食べれない、サンマ蒲焼き丼とササニシキおにぎりは悔しいものの、それを食べれるようになるにはまだ修行が足りないらしい。

残りゴールクローズまでは約3時間、残りあと25キロの平地区間。完走は目前との喜びと、もうすぐツールド東北が終わってしまう悲しみと。そんな哀愁漂う北上川沿い、遠く上流では雨がしっかりと見えた。ここからは最後のペダリング、様々な想いを胸に走るライド、まだまだ復興にはほど遠い地域もあるのも事実であり、海沿いの街並みは毎年見ていても復興するようには思えない。もちろん、街や道路が元に戻るだけでは復興とは言えない。でもね、きっと諦めないで乗り越えれば、心の幸せは取り戻せるかも知れない。そんな複雑な感情がこみ上げながら、必死にペダルを回してゆく。最後はゆっくりと噛み締めながらと思ったのだが、気持ちが昂ぶり向かい風だけど巡航速度が上がる。なんだ、まだ自分の脚は終わってないじゃん。




北上川沿いはトレインを組んで




ふと気づくと後ろには列車が出来てる。なんか一人旅かと思ったんだけど、そんな事もなかったようだ。不意に速度が落ちたところで二人のサイクリストが前に出る。一人はふりふりのサイクルスカートの女性、これがまた速いくて連れはおそらく彼氏だと思うのだが、その彼氏の前に出て列車をどんどん前に推し進める。よく見るとゼッケンは気仙沼組、ようやくこの辺りで気仙沼組と一緒に走る事が出来た。そのまま脚が許す限り、その高速列車に乗ってゆく。巡航速度は35-40キロ、そうそうここはいつも向かい風、ゴールまでそんな自分の気分は栄光の北上川。



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最後の10キロは土砂降りの雨だった




いつも北上川では雨にやられる。それもゲリラ豪雨みたいな降りっぷり。そう、自分がまめてるさんを車に忘れるからこんな事に、、、、いや、ホント申し訳ない。そろそろ迷子に加えて雨属性も加わるのかも知れない。

ゴールは15:38、おおよそ9時間半のロングライドを無事走りきった。ゴールゲートをくぐる時、自然と出てきた言葉は「ありがとう」だった。こんな素晴らしいライドを運営してくれたスタッフさん、そして沿道で応援してくれた地元の方々、海、山、空、そして家族たち。こんなに清々しい気持ちがいつ以来だろうか。しばらく雨宿りしてたらすぐに雨が上がった。きっと虹が見れるんじゃないかと思ったが自分では発見できず、写真はにっこりサンパークで見れた虹。こんな景色がツールド東北にはあるんだよね。

会場からまた合同庁舎まで自走して、濡れた身体とバイクを軽く拭き取りながら、帰路につく。夕暮れ時の石巻、まだ余韻が残って、自転車乗りを見つけると手を降ってしまう。応援してたら、応援されていた。ちょっとくすぐったいキャッチフレーズだけど、今となっては共感できる。きっと自分が今回走り切れたのは、様々な人たちの助けがあったからに違いない。とりあえず、帰ろう。そして支えてくれた家族にお礼を言おう。




@kiraku_annさんのツィートより転用させてもらいました




(つづく)


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行くぜ、ツールド東北2014! stage 3 -南三陸町の試練編-



2014年09月18日 22:28

ようやく半分。まだまだ先は長く険しい。海鮮カレーをかっこみながら、後半戦をシミュレート。まだまだ続くアップダウン、その距離実に60キロ弱。難関であった神割崎を越えた後、あの相川地区の劇坂がある。そして山岳コースを乗り切ったとしても、何気に辛い北上川沿いの向かい風が待っている。




ツールド東北を走る意味

行くぜ、ツールド東北2014! 走行記録編

行くぜ、ツールド東北2014! stage1 -スタート編-

行くぜ、ツールド東北2014! stage2 - 神割崎アタック、からの海鮮カレー



伊里前福幸商店街を出て、しばらく行くともう折り返しの方々とすれ違いだした。流石に220キロの気仙沼組ではなく同じ170キロの南三陸組。だいたい距離にすると25キロくらいだから1時間以上速い計算。まぁ自分は無理せずにがんばって行くつもりなのだが、実を言えば大事に使った脚もそろそろ終わりに近づいて行く。懸案の膝は大丈夫なのだが、内腿がぷるぷるっと攣りそうだ。昼休憩でシャクヤクカンゾウトウを入れたのはここだけのハナシ、合わせてバナナはたっぷり摂った。





まだまだ続くアップダウン





そして試練はまだ続く。一番恐れていたシフトチェンジの渋さがいよいよ牙を向く。リアだけでなくフロントが…インナーに落ちる時に歯に噛まないで空転する。アウターには上がるので一発アウトなトラブルではない。そーっとレバーを落とせば何とかインナーに落ちる程度。とりあえず走りながら考えたのだが、これが脚を余計に消耗させる結果となり、脚の攣りとメカトラと二重苦を背負いながら、折り返し地点である本吉の市街地を抜けてゆく。沿道からそんな自分にも惜しみない応援、必死に手を振り笑顔を振りまきながらも内心過るのは…Did Not Finish






第7エイド、ワカメの味噌汁とワカメまんじゅう




やさしい味の味噌汁だった。浜を通り抜ける風が気持ち良くて、しばし海を眺めてたたずむ。不思議と皆海に向いて一列に座ってるのが印象的。自分もしゃがんでまずはストレッチ、内腿の筋を伸ばしながら、凝り固まった上半身を解してゆく。ここまで100キロ超、身体もバイクも手負いだけれどまだ頑張れるはず。なんてったってまだ昼前だし、制限時間までのアドバンテージは3時間もある。メンテスペースで変速を確認。どうも渋いがリア側はアジャスターの調整で完璧ではないものの、頑張れる感じ。フロントも何とか激しく変速しなきゃ走れそうだ。もう一度がんばろう、後悔しないように。





蔵内漁港から





ゆるゆると坂を登る。脚は本格的に終わってきた。トルクをかけると内腿がピクっとなる。ダンシングしても同んなじように筋肉が緊張する。遅くてもいい、とにかく最後まで走りきれるように。心が折れそうになるのだが、沿道の方々や車で追い越し際にハタを振りながら応援してくれる人々。ホントに応援が支えになるライド、応援される事がこんなにも心強いとは思わなかった。






防災対策庁舎前にバイクを停めて





とにかくがんばった。万全ではないもののアップダウンを繰り返すワインディングロード、たぶん一人旅だったら走り切れなかったかも知れない。約3000人の仲間たち、そして数えきれないほどのクルーの皆ま、応援してくれた地元の人々。自分は一人じゃないって思うと気持ちが軽くなり、そしてモチベーションが上がる。様々な想いが交差するこの地において、ロードバイクを走らせる。地震が起きたあと、しばらくブログを書く事すらはばかれる雰囲気もあった。自分に出来る事は何だろう?少しでも被災地のために。被災地では複雑な感情が入り乱れ、消し去る事の出来ない傷を刻み続ける。






第8エイド、フカヒレスープ旨し!





ホテル観洋、高台にある老舗ホテル。さすがって感じのフカヒレスープ。疲れを癒すと言うよりはそのままこのスープに溺れてしまいそうなほど、旨味が凝縮されている。あまりに美味しくて、おかわりしたのはここだけの秘密(笑)。このフカヒレスープでモチベーション回復、やはり旨いものは素晴らしい。

僭越ながら女将さんに誘われてメッセージカードにコメントを書かせてもらった。がんばります!って。もう、やはりどちらが応援されてるんだか分からない感じ。東京から来たよって言ったら、ぜひ今度は泊まりに来てってさ。いいね、今度は観洋に泊まりに来よう。



そしてここから復路の神割崎アタックと、相川地区の劇坂。そしてゴールまで30キロの向かい風区間。身体も心もチャージはばっちり、ここまで来たらゴールまで弱音を吐かずにがんばるだけ。いよいよ、ツールド東北はクライマックスへ。今しばしお付き合い下さいませ。


(つづく)



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