この記事の前に以下の記事から読んでもらえると話がつながると思います。
ツールド東北2016 牡鹿半島チャレンジグループライド
行くぜ!ツールド東北2016 牡鹿半島チャレンジグループライド 走行記録編
2013年から始まったツールド東北も今年で4回目の開催。東日本大震災からの復興と地域の活性化を目指して、今年の参加者は初日の牡鹿半島チャレンジグループライドは175名、本番当日は3764名が石巻、女川、南三陸、気仙沼を駆け抜ける。ボランティアや運営関係者を含めるとゆうに5000名を超え、地元の行政や沿道で応援してくれた皆さまを含めれば1万人はゆうに超えるだろうか。一説によればエントリー時の倍率は7倍と言う非常に高い峠をこえねばならないし、概ね前泊が必須である事、参加費なんかもそれなりに高いし、さらに言えばコース設定もかなりハード。このサイクルイベントがどうしてこんなにも支持されるのか?震災復興だから?それとも美味しいふるまいが食べられるから?ハードなコースに挑戦したいから?

大会前日、日和山に登ってみた
今回のツールド東北は一人旅。このイベントは宿を探すのも一苦労なんだけど、自分は義母の家に泊めてもらうから問題なし。とは言え15年にも及ぶ結婚生活で、一人でお世話になるのは初めてなんだけど、それもまたこんな機会じゃないとなかなか無いからいいのかも知れない。実際、義母も含めて従兄妹もこの季節になると帰ってくるって分かってくれているから、すでにこの地にツールド東北が根ざしているんだなって実感したりもした。
初めてと言えば、今回は一人って事もあって新幹線で輪行した。輪行も実は初めての経験で、パッキングやら移動、そして車内での保管も含めて少々苦労したものの、ロードバイクに傷が付く事もなく無事に運搬する事が出来た。クロスバイク時代にあんまり選ばずに買ったもので、サドルを下にするタイプだからエンド金具なんかは無くたっても良いタイプ。ただし横に広くなるから新幹線の後部座席は3列側じゃないとハミ出してしまう。もっとコンパクトなものがあれば、きっと行動範囲は広がるかなとも思った。

何はともあれ、初輪行もクリア
仙台駅を降りたあたりから、行く人々にツールド東北ですか?って話かけられる。ちらほらと同様に輪行袋を持つ人も増えてきた。なんとなくこの雰囲気が好き。日和山に登った際にも休んでいたら、地元の方々と自然にツールド東北談義が始まる。どこまで行くの?今年は牡鹿半島も回るんだよね?どこに泊まってるの?もう、質問攻めに合うわけだけど、決まって「100キロ」みたいな話をすると皆びっくり。今日は親戚の家にお邪魔するんだって言ったら、「呑みすぎないでな」って感じでお別れをした。街自体がツールド東北を待ちわびているような雰囲気。石巻に限らず東北地方の人たちは基本的にシャイなんだけど、一度縁が出来れば暖かい。そんなこの地が実は大好きなんだ。

で、結果的には呑みすぎる分けだが、、、(苦笑)
義母の家に到着するなり、待ってましたと宴会が始まる。初物の秋刀魚の塩焼き、カツオのたたき、枝豆、そしてとんテキ。もう一杯呑むか?の声でいっぱい呑みすぎた。まぁこれもツールド東北の一幕なのだが、地元の美味しい食材をいただくのもツールド東北参加の大きな目的。エイドステーションも美味しいけれど、石巻にはいっぱい美味しいものがあっていいな。
夜も更け、河北新報の号外を布団の中で読みながら翌日への緊張感を高めて行く。100km、1500mのコースはともかく、グループライドはどんなものだろうと想いを馳せる。牡鹿半島チャレンジグループライドは主催が石巻市であり、企業スポンサーはつかないらいい。ツールド東北の話から、地元の方々がぜひこちらでも、という事で実現にしたって話を家族から聞いた。今回のルート上には義祖父母の家があった前を通る。今年のツールド東北参加は盆に墓参りに行った時に決断した。この地を走る理由が自分にはあるだろうと。

濃霧の中スタートを待つ
当日はやっぱり早く目が覚めた。早めの準備には事かかないんだけど、ちょっと早すぎるかなとも思ったが、挨拶をして出発をした。こんな自分を暖かく迎えてくれる家族で良かったと思っててる。震災のころ、石巻港そばの水産加工場で働いていた義母とは4日も連絡が取れなかった。あれから5年も経ったとは時間が過ぎるのが早過ぎる今日このごろ。あのころを考えれば、今こうやってこの地でペダルを回せる幸せは何事にも変えがたいシアワセなのである。
さて、いよいよスタートとなる訳だが、実走編についてはまた後日。長くなりそうだけど、皆さまいましばしお付き合い下さいませ。
(つづく)
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ツールド東北2016 牡鹿半島チャレンジグループライド
行くぜ!ツールド東北2016 牡鹿半島チャレンジグループライド 走行記録編
2013年から始まったツールド東北も今年で4回目の開催。東日本大震災からの復興と地域の活性化を目指して、今年の参加者は初日の牡鹿半島チャレンジグループライドは175名、本番当日は3764名が石巻、女川、南三陸、気仙沼を駆け抜ける。ボランティアや運営関係者を含めるとゆうに5000名を超え、地元の行政や沿道で応援してくれた皆さまを含めれば1万人はゆうに超えるだろうか。一説によればエントリー時の倍率は7倍と言う非常に高い峠をこえねばならないし、概ね前泊が必須である事、参加費なんかもそれなりに高いし、さらに言えばコース設定もかなりハード。このサイクルイベントがどうしてこんなにも支持されるのか?震災復興だから?それとも美味しいふるまいが食べられるから?ハードなコースに挑戦したいから?

大会前日、日和山に登ってみた
今回のツールド東北は一人旅。このイベントは宿を探すのも一苦労なんだけど、自分は義母の家に泊めてもらうから問題なし。とは言え15年にも及ぶ結婚生活で、一人でお世話になるのは初めてなんだけど、それもまたこんな機会じゃないとなかなか無いからいいのかも知れない。実際、義母も含めて従兄妹もこの季節になると帰ってくるって分かってくれているから、すでにこの地にツールド東北が根ざしているんだなって実感したりもした。
初めてと言えば、今回は一人って事もあって新幹線で輪行した。輪行も実は初めての経験で、パッキングやら移動、そして車内での保管も含めて少々苦労したものの、ロードバイクに傷が付く事もなく無事に運搬する事が出来た。クロスバイク時代にあんまり選ばずに買ったもので、サドルを下にするタイプだからエンド金具なんかは無くたっても良いタイプ。ただし横に広くなるから新幹線の後部座席は3列側じゃないとハミ出してしまう。もっとコンパクトなものがあれば、きっと行動範囲は広がるかなとも思った。

何はともあれ、初輪行もクリア
仙台駅を降りたあたりから、行く人々にツールド東北ですか?って話かけられる。ちらほらと同様に輪行袋を持つ人も増えてきた。なんとなくこの雰囲気が好き。日和山に登った際にも休んでいたら、地元の方々と自然にツールド東北談義が始まる。どこまで行くの?今年は牡鹿半島も回るんだよね?どこに泊まってるの?もう、質問攻めに合うわけだけど、決まって「100キロ」みたいな話をすると皆びっくり。今日は親戚の家にお邪魔するんだって言ったら、「呑みすぎないでな」って感じでお別れをした。街自体がツールド東北を待ちわびているような雰囲気。石巻に限らず東北地方の人たちは基本的にシャイなんだけど、一度縁が出来れば暖かい。そんなこの地が実は大好きなんだ。

で、結果的には呑みすぎる分けだが、、、(苦笑)
義母の家に到着するなり、待ってましたと宴会が始まる。初物の秋刀魚の塩焼き、カツオのたたき、枝豆、そしてとんテキ。もう一杯呑むか?の声でいっぱい呑みすぎた。まぁこれもツールド東北の一幕なのだが、地元の美味しい食材をいただくのもツールド東北参加の大きな目的。エイドステーションも美味しいけれど、石巻にはいっぱい美味しいものがあっていいな。
夜も更け、河北新報の号外を布団の中で読みながら翌日への緊張感を高めて行く。100km、1500mのコースはともかく、グループライドはどんなものだろうと想いを馳せる。牡鹿半島チャレンジグループライドは主催が石巻市であり、企業スポンサーはつかないらいい。ツールド東北の話から、地元の方々がぜひこちらでも、という事で実現にしたって話を家族から聞いた。今回のルート上には義祖父母の家があった前を通る。今年のツールド東北参加は盆に墓参りに行った時に決断した。この地を走る理由が自分にはあるだろうと。

濃霧の中スタートを待つ
当日はやっぱり早く目が覚めた。早めの準備には事かかないんだけど、ちょっと早すぎるかなとも思ったが、挨拶をして出発をした。こんな自分を暖かく迎えてくれる家族で良かったと思っててる。震災のころ、石巻港そばの水産加工場で働いていた義母とは4日も連絡が取れなかった。あれから5年も経ったとは時間が過ぎるのが早過ぎる今日このごろ。あのころを考えれば、今こうやってこの地でペダルを回せる幸せは何事にも変えがたいシアワセなのである。
さて、いよいよスタートとなる訳だが、実走編についてはまた後日。長くなりそうだけど、皆さまいましばしお付き合い下さいませ。
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